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食物繊維を多く摂るための工夫

便秘を防ぐための大きなポイントとして、食物繊維を多くとるということが挙げられますが、
どのようにして食物繊維を多く摂ればよいかについて、以下に列記してみます。

 

1.食事を和食中心にして、おかずで多く摂る。

食物繊維が多い海藻や豆などは、和食であれば、おかずにして食べる機会が多いものなので、
難なく食べれるものかと思います。

 例えば、海藻類であれば、ヒジキをおかずに入れてみるのもよいかと思います。
ヒジキは少量食べるだけでもある程度の食物繊維がとれます。
(  ヒジキ本体の3分の1近くは、食物繊維でできています。)

 また、ワカメは味噌汁に入れたりすると食べやすいのもよいところです。

 豆類では、たとえば納豆には、100gあたり約6gの食物繊維が含まれます。

 

 他では、カボチャやゴボウ、こんにゃく、切り干し大根なども食物繊維が多めなので、
 オカズの1品に加えたいところです。(ただし、糖分が高いものがあります。)

 やはり、和食は一番のおすすめです。

 

2.加熱して量を多く摂る。

海藻や野菜の一部には加熱するとカサが減るものがあるので、これらは加熱により多くの量を食べることができ、その分、食物繊維もたくさん摂れます。
熱することで栄養素はある程度失われてしまいますが、安全面としてはよいです。

野菜は生よりも、味噌汁に入れたり、煮物やおひたし、炒め物などにして食べる方が安心です。

 

3.食物繊維の多い主食にする。

和食といえば、白米のご飯ですが、この白米にも食物繊維が含まれています。
食物繊維の量はそれほど多くないですが、ある程度は摂取することができます。
しかし、白米を玄米に変えると、食物繊維の量は白米の4倍近くにまで増えます。

また、うどんをそばに変えたり、食パンをライ麦パンに変えたりするのもよいです。

これらの食品の100gあたりの食物繊維の含有量は次のとおりです。

 

 白米  0.4g → 玄米  1.4g
うどん 0.8g → そば  2.0g
 食パン 2.3g → ライ麦パン 5.6g
  


その他、食物繊維を多くとる場合でも、高齢者の方は不溶性食物繊維よりも

水溶性食物繊維の方を多めにするなどの注意点もあります。
詳しくは以下のサイトに説明していますので、よければご一読ください。

 

→ 血糖値を上げない食物繊維の摂り方

 

 

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