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ココナッツオイルの効能と注意すべき副作用について

ココナッツオイルが最近、健康に良いということで人気がでています。
便秘の改善にも有効なものなので、このサイトでも取り上げてみました。

 

調べていくとココナッツオイルには優れた効能があることがわかりましたが、
その反面、副作用とも言うべきデメリットが存在していることもわかりました
そのあたりを以下に記述します。

 

 

ココナッツオイルの効能について

ココナッツオイルの実は脂肪酸でできており、そのほとんどを飽和脂肪酸が占めています。
飽和脂肪酸は炭素が水素で飽和された脂肪酸(炭素どうしの結合に多重結合が存在しない脂肪酸)で
あり、牛乳やバター、酢、肉などがこれにあたります。

反対に、炭素が水素で飽和されない脂肪酸(炭素どうしの結合に多重結合が存在する脂肪酸)が不飽和脂肪酸であり、オリーブ油やサラダ油、えごま油、あまに油などがこれにあたります。

ココナッツオイルの飽和脂肪酸の中には、中鎖脂肪酸という飽和脂肪酸が多く含まれますが、この中鎖脂肪酸こそが今まさに注目されている体によい作用を及ぼします。

 

中鎖脂肪酸の特長として

1.中鎖脂肪酸は腸での吸収時間が速く、またエネルギーの代謝スピードも速くなるために、体が肥満になりにくくなりますダイエットには有効な脂肪酸です。

2.中鎖脂肪酸の一種であるラウリン酸は抗菌作用が強く、腸内環境を整える作用があります。

3.中鎖脂肪酸は肝臓で分解されるとケトン体へと変わります。このケトン体が脳の神経細胞のエネルギー源になり、アルツハイマー病などの認知症の予防に作用します。

4.ケトン体には活性酸素を無毒化する力があるので、老化防止に作用します。

5.ケトン体はインスリンの作用を補う力があるので、血糖値の上昇を抑える作用をします。

6.中鎖脂肪酸は中性脂肪やコレステロールになりにくい特長があり、動脈硬化の予防作用します。

 

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ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸は、熱に強く酸化されにくい特性があるので、未開封ならば常温で2年、開封後ならば常温で1年保存できます。

ココナッツオイルは25℃を目安に、それ以上になると固体から液体に変化し、また、それ以下になると液体から固体に変化します。ただし、品質には影響はありません。

また、ココナッツオイルには様々なタイプがあり、普通のココナッツオイルには、問題になっているトランス脂肪酸が含まれていることがあるので添加物のない低温圧搾法エキストラバージンココナッツオイルを選ぶ必要があります

 

 

デメリット

 男性ホルモンへの阻害
男性ホルモンは分泌されるその大部分がテストテロンというホルモンですが、テストテロンはさら
ジヒドロテストテロンというホルモンを分泌させて、性欲、活力、筋肉増加などの作用を助長させます。

また、男性ホルモンは若さを保つ作用をするので、女性にも必要となるものです。
しかし、ココナッツオイルに含まれるラウリン酸などが、テストテロンからジヒドロテストテロン
分泌させる作用を抑制してしまい、正常な性ホルモンの働きを阻害してしまう恐れがあります。

マーガリンやパーム油などもこのような作用をしますが、とくにココナッツオイルは作用が強いようです。

 

 

管理人チョーグッドの見解

個人的見解ですが、ココナッツオイルは、優れた効能が魅力ではありますが、デメリット面も十分考慮しておく必要があるかと思います。
摂取については、この点を念頭に入れた方がよいと思います。

  

その他に、健康によいオイルとしては、亜麻仁油(あまにゆ)、えごま油エキストラバージンオリーブオイルがあります

 

注意すべき点として、亜麻仁油、えごま油は酸化が速いので早めに使い切る必要があります。
他のオイルもそうですが、酸化してしまうと発がん性物質が発生します

また、亜麻仁油、えごま油は熱にも弱いので加熱はできません。
そのまま食べ物にかけて食べるようにします。

えごま油は、ほとんどが輸入品で、スーパーなどでも低温圧搾品が低価格で売られています。
しかし、低価格の輸入品の場合、すでに酸化してしまっているものが多いようなので
スーパーよりも専門店で購入する方がよいです。

 

 

亜麻仁油、えごま油は、なぜ酸化が速いのか?

 → <<こちらをご覧ください

 

 

      

 

 

 

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