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血糖値を上げない食物繊維の摂り方

食物繊維は便秘の予防や改善に効果があるのは知られていますが、それ以外に血糖値の上昇を抑えて、
糖尿病の予防や糖尿病の人の生活改善に効果を発揮します。

ただし、食物繊維の摂り方にはポイントがあります。

 

1.食べ方の順番が血糖値の抑制に大きく関わる

それは、食事については、まず一番先に食物繊維の多い食べ物を摂りその次に、おかず、そして一番最後に、ご飯という順番で食べるというものです。

食物繊維が先に体内に入り、腸内に達すると、食物繊維は、糖分を腸内から吸収する作用を鈍らせる
作用をします

そして、その後から入ってくる食物の糖分の吸収も抑えていきます。

 

加えて、驚くべき点は、食物繊維によるこの効果が長く維持されるところにあり
朝食で摂った食物繊維は、昼食の食べ物に対しても糖分の吸収を抑える力を発揮します。
すなわち、2食分に効果を発揮します。

そのため、朝食での食物繊維の一番食いは血糖値上昇抑制には効果が大きいわけです。
また、昼食での食物繊維の一番食いが、夕食に効果があるのは言うまでもありません。

 

 

2.高齢者は水溶性食物繊維を多く摂るのが望ましい

ここで、高齢者の人に対して注意すべき点があります。
食物繊維がよいということで、不溶性食物繊維を高齢者の人が多く摂りすぎると、
かえって便秘になってしまう
恐れがあります

 

不溶性食物繊維は便のかさを増やす役目をするのですが、高齢者の人は、腸のぜん動運動が鈍りがちなので、便のかさを増やす段階で、水分が腸内に吸収されすぎてしまい、便の水分が減ってしまうことで便が固まりやすくなってしまうのです。

便の水分を維持するためには、水溶性食物繊維を多く摂る必要があります。

 

理想的な不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の比率は2:1とされていますが、
高齢者の人は少なくとも1:1の比率が必要です。

特に、水溶性食物繊維は、血糖値抑制の効果が大きいので、必要不可欠とも言える食物繊維です。

 

高齢者の人は、食事では水溶性食物繊維をなるべく多く摂るようにしましょう

 

 

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