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炭水化物は若者の味方ですが、中高年にとっては危険な存在です。

炭水化物は、主食であるご飯やパンまたはうどんなどの多くの部分を占めるお馴染みの成分ですが、この炭水化物は、人間の年代によって違った作用を及ぼします
世代が変わると真逆の働きをしてしまうのです

 

1.炭水化物の作用は加齢によって変わる

人間は幼児期から20代ぐらいまでは、体の中に取り入れた糖質をエネルギーに変換して活力を付ける力が十分にあります。
炭水化物には糖質が多く含まれているので、若者は炭水化物を多く含む食べ物をたくさん食べれば、糖質が細胞へのエネルギーになり発育を助長していきます。

 

しかし、中高年の世代が炭水化物を摂るとなると話は別です。
30代ぐらいになると新陳代謝の低下が目立ち始め、糖質をエネルギーに変える力や脂肪を燃焼する力が衰えだします。そして、それとは反対に、体は糖質を脂肪に変える方向に変わっていきます。

炭水化物は食物繊維と糖質が合わさったものですが、現代人の主食である米やパン、麺類は糖質の割合が大部分を占めています。ご飯を食べるのは、砂糖を食べるのと同じことだとも言われています。

よって、若い時と同じ感覚でご飯やうどん、パンなどを食べようものなら、いっぺんに脂肪を貯めこんでしまうことになります。
あげくの果てには、メタボや糖尿病になってしまうこともあり得ます。

 

それでも、炭水化物は少なからず細胞に対するエネルギーの供給元です。
加齢が進んだとしても、糖は脳のエネルギーとして必要不可欠な存在になっています。

また、糖質制限ダイエットなどで炭水化物の摂取を極力おさえることはかえって体に良くありません
若い世代の人ですら過度の糖質制限は危険なことなのです

 

したがって、中高年が炭水化物を多量に摂取するのは危険なことですが、逆に摂取しないというのも危険なことです。
炭水化物は適切に摂ることが大切です。


 

 

2.炭水化物を摂るときの注意点

炭水化物を摂るときは、量や摂取の順番などに気を配る必要があります。
注意点としては以下のことがあげられます。


1.中高年になったら若者のときよりもご飯や麺類の量を減らす

ただし、個人差もあるので、減らす分量は一概にどれだけがよいかは決められていません。
まずは茶碗一杯を半分ぐらいにしてみるように心がけてみましょう。

 

また、パンや甘い菓子などは極力食べないようにしましょう。
ラーメン+ご飯など炭水化物が多いもの同しの組み合わせは避けるか、一方の分量を減らすようにしましょう。

 

 

2.最初に食物繊維の多いものをなるべくたくさん食べ、炭水化物が多いものは一番最後に食べる

真っ先に炭水化物が多い物を食べることは避けましょう。
また、炭水化物が多い物だけ食べることも避けましょう。

 

 

3.食後の血糖値の上がり方を緩くする食材、すなわちGI値が55以下の食材(低GI食品)を主に摂る

 

(食品ごとのGI値については下のページに記してあります。)

GI値が低い食品の代表例を一覧としてあげてみました。バナナもあり。

 

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