健康食品で健康増進

生活習慣病の予防での運動は効果が大きいので是非行うべきですが、
年代によっては、運動の方法により体に害が及ぶことがあるので要注意です。

とくに中高年の人が息の切れる運動を長く行うことは危険です。

１．中高年は激しい運動をするべからず

人は年齢を重ねていくと、活性酸素によって心臓や血管などが痛めつけられる度合いが高まり、老化が進みます。

とくに息が切れるような運動では、心臓の鼓動は高まり酸素の吸入量が高まるので、心臓に負担がかかったり、活性酸素が多く生じることで体の中の酸化作用が促進されます。

それでも若者の場合は、体の修復機能が強いので、活性酸素が体の中に生じてもそれを無効にする力があります。
また、体内の血管にも弾力があるので、激しい運動をしても血管が傷むようなことはありません。

よって、１０代、２０代の人ならばマラソンやトライアスロンなどハードなスポーツを行っても問題ないと思われます。が。

しかし！

中高年の場合は、体の中の修復機能の衰えにより活性酸素を減らす力が鈍ってくるので、体は徐々に活性酸素による影響を受けるようになり、血管は、しだいに弾力性を失って硬くなっていきます。
若いときの血管はふわふわのゴムチューブのようですが、中高年になると血管は劣化して硬くてもろい樹脂のチューブのようになります。

そして、血管の劣化が進んだあげくには動脈硬化を、また心臓の劣化が進んだあげくには心筋梗塞を引き起こすという事態にまで発展していきます。
当然、酸化作用は体の中のあらゆるところに及ぶので、部位によってはガンを引き起こす恐れさえあります。

このようなことから、息の切れる運動が継続するマラソン、トライアスロンなどを中高年の人が行うのはかなりヤバいことなのです。

中高年の人は、息の切れる運動は極力おさえなければならないのです。

２．中高年が行うべき運動とは

したがって、中高年の人が行うべき運動は息が切れない運動、たとえばウォーキングや筋肉トレーニングが望ましいです。

ただし、楽過ぎる運動、たとえばジョギングぐらいでは生活習慣病に対する予防の効果が得られないので、息切れしない程度に多少の負荷をかけながら歩くようにします。 

たとえば、ウォーキングの一部に、息切れしない程度に負荷がかかる早歩きや坂道歩き、階段の上り下りを取り入れるのがよいです 。

また、筋肉トレーニングを行う場合は、負荷を軽めにして休み休み行うのがよいです。

以下サイトに負荷をかける運動のポイントを記してあります。
もし興味があればクリックしてみてください。

こちらをクリック⇒　糖尿病予防のためのウォーキングの方法